【お金】不妊治療費どのくらいかかる?実質負担額を計算

2022年4月から不妊治療も保険適用の対象になり、我が家も7月には初体外受精をしました。

大まかな治療の流れと、お金の目安が見えてきたので、治療費や付加給付など相殺し実質いくらかかったのかまとめてみました。

体外受精費用内訳

・採卵周期(卵巣高刺激・アンタゴニスト法)

(6月分医療費)- 65,565円

(医療費戻り) + 40,500円 

実質負担額) - 25,065円

・移植周期(ホルモン補充から体外受精、卵の培養・保管料含む)

(7月分医療費)-159,348円

(医療費戻り) +134,306円 

(実質負担額)  -25,042円

一旦窓口で支払った3割の医療費は後から健康保険組合より付加給付・高額療養費として還付されました。

採卵から培養、移植まで約50,000円の自己負担ということになりました。

福利厚生の醍醐味?付加給付

健康保険には高額療養費以外にも、付加給付という制度があるのをご存じでしょうか。※国保・全国協会けんぽ除く

恥ずかしながら私は入院の際調べてはじめて知りました…

私が加入していた健康保険の付加給付は、医療費の自己負担25,000円を超えた部分について、健康保険組合から自動で振り込んでくれるというものでした。

リクルートの保険チャンネルより画像引用

付加給付制度とは?高額療養費制度だけじゃない強い味方。どれだけ安くなるかも解説! | リクルート運営の【保険チャンネル】
健康保険には、一定額を超えた医療費を払い戻してくれる「付加給付制度」があります。ただし、療養中は医療費だけでなく、通院費や休業中の生活費などさまざまな出費が想定されるため、経済的な不安は解消されません。そこで選択肢のひとつとなるのが医療保険です。医療保険を検討する前に付加給付制度をチェックしておきませんか。

不妊治療も付加給付の対象

これまでの不妊治療は保険適用外であったため、健康保険の付加給付は関係のない話でした。

それが、不妊治療費も健康保険の付加給付が受けられるように!

これまで10年くらい勤めていた会社の福利厚生に恩恵を感じたことはほとんどなく、

なんでこんな使えないものばかり・・・と思っていましたが、退職前に使う時が来ましたね。

今は旦那の健康保険(家族)に入っていて、そちらも付加給付が使えてありがたいです。

新鮮胚移植の方が安い?

ここでわたし気が付きました。

今回、凍結融解胚移植だったので、採卵から移植まで月をまたいだのですが(6月~7月)、

新鮮胚移植だったら同月中にできる可能性がありますよね。

付加給付によりひと月当たりの自己負担が25,000円なので、同月中に採卵から移植まで終われば計25,000円の自己負担で済むのでは…?

これはやってみないと気が付かなかったけど、安いからという理由で新鮮肺移植にしたかどうかは微妙なところ。

ちなみに不妊検査~人工授精の費用

【かかった費用】 

 55,800円 不妊検査

132,890円 人工授精(保険適用3回、適用外2回)

【助成金など】  

50,000円 一般不妊治療費助成

 9,364円 医療費控除還付税

【実質負担額】 129,326円 

旦那が歯科矯正をして医療費が高額になったので、不妊治療費も医療費控除の申請をすることができました。

自治体によって助成制度があるので、50,000円は非常にありがたかったな。