自己注射を粛々とこなし、なんとか採卵してもらい胚盤胞を凍結することができました。
一つ一つの工程が未知すぎて終始焦り続けていましたが、
なんとなく旦那の前では余裕な顔をしておきました。(よく分からない強がり)
採卵前のHCG自己注射
不妊治療の山場なのかもしれませんが、排卵を促す黄体化ホルモンの自己注射が本当に心配でして…
毎日打つペン型の注射についてはだいぶ慣れてきたのですが、HCG注射針の長いこと!
加えて薬剤を混ぜたりする工程と、採卵35時間前に打たないといけない時間厳守なプレッシャー!
そんなこんなで1時間前くらいから説明動画を何回も見て予習しました。
しかもその日は「持続可能な恋ですか」の最終回…。
TVerで見なよという話ですが、どうしてもリアルタイムで見たかったので
見ながら注射の準備をしていたところ、薬瓶で手を切るというアクシデントが発生。
流血で焦りましたが、看護師さんに「22:30厳守で!」と言われていたのを思い出し、
そこからは躊躇なく打つことができました。。。
これだけのことなのにほんと疲れた・・・こんなに手こずっているのは多分私だけだと思います。
採卵当日
この日は私の番号札が8番で、後ろにも準備している方がいたので、
先生一人で一日10人は採卵しているな…と思われます。
(そんなに一人で請け負って大丈夫なのか・・・)
手術室から「卵〇個目あります!」と看護師さんが言ってるのが聞こえてきて、
これ一体どういう声かけなんだろうと不思議で不思議で…
採卵した後に「採れたよー!」の声かけなのか、
それとも採る前に「ここにありますよ!」の声かけなのか…
術前に聞きたかったけど忙しそうだし、あとは全身麻酔で流れるままでした。
私の時も言われていたんだろうなぁ。
採卵結果
リカバリー室で1時間休んだ後、先生の診察で「卵26個取れました」と聞こえ、
にじゅう…
私「6個ですか?」と聞き返し、Dr「未熟なものも含めて26個です」とのこと。
卵巣刺激症候群が心配なので、耐えられない腹痛があったらすぐに病院に電話くださいとのこと。
やっぱり卵巣刺激強すぎたのでは…と正直思いました。
たくさん採れたので、保険で受精前の卵胞を2個凍結、
半分ふりかけ、半分顕微受精を行うことに。
軽度で済んだ卵巣過剰刺激症候群
卵巣刺激なのか、採卵後の炎症なのか、やっぱりお腹はパンパンになってしまい、微熱も出て
当日と翌日はずっと寝ていました。
結局私は生理前までお腹がパンパンのままで、ズボンを履けないのでワンピースで過ごす日々。
妊娠してないのに無駄に妊娠中のような見た目でなんだかな~という気持ちになりました。
まぁでも腹水や高熱にならなくてよかった。