以前の記事でもご紹介していた通り、年始からずっとコテンラジオにハマっています。
様々な偉人や歴史的な出来事を、わかりやすく、面白く伝えてくれるラジオ。
学生時代に社会の時間は睡眠時間、テスト前に暗記で乗り切るタイプの私でも、夢中で集中して聞き続けられる素敵なコンテンツです。
そんなコテンラジオを聞き続けていくと、いろいろな共通点を見つけることができました。
そのうちの一つをテーマに本日のブログを書きたいと思います。
仲良くなるために心がけるたった1つのこと
コテンラジオでは様々な偉人が紹介されています。
吉田松陰に始まり、アレクサンドロス大王、秦の始皇帝、諸葛孔明、ガンディーなどなど・・・。
色んなタイプの偉人がいて、人によって好みも分かれると思いますが、私があこがれるのは「コミュニケーション能力が高い偉人」です。
私自身も会社員として、組織の中で活動をしています。しかし、特に苦手なのがコミュニケーション。
一度打ち解けてしまえば気兼ねなく話すことができますが、そこまでの距離感の見つけ方が難しいなぁ、、と常日頃から感じています。
そんな迷える私なので、コテンラジオのお話の中でもコミュニケーション能力に長けた人たちが周囲と関係構築するノウハウにセンサーが反応してメモをしてしまいます。笑
そのメモの中で、私が特に意識したいと思うポイントがこちらです。
相手を枠にはめて見ない
大企業の役員や有名大学の教授など、社会的地位が高い人の話は無意識に正しいかのように感じてしまいます。
反対に、全く知らない企業・団体・経歴が特にパッとしない、無名な人の話を手放しに信用することは難しい。
恐らく皆さんもご経験があると思います。
大人になるにつれて、いろいろな経験値が貯まります。
信用できそうな人、信用できない人はどんな傾向があるか、自分なりのデータベースが蓄積されているはずです。
無意識のうちにフィルターをかけることで、効率的に物事を判断し、自らをリスクから遠ざけられるようにしているのだと思います。
社会的地位や肩書ではなく、人を見る
歴史を動かす偉人たちは、社会的地位が高かった人ばかりではありません。
30、40代までプータローだった人が、覚醒をして時代のうねりを生むこともあります。
その反面で10代前半の年齢で才覚を表している人もいます。
(詳しくはコテンラジオをどうぞ。笑)
「プータローの怪しい人」「まだまだ幼い子供」という枠にはめてしまうと、自身の相手を理解しようと努める気持ちをストップさせてしまいます。
すると、その人たちが発する意見の真意をフラットに受け取ることができず、正しい判断ができない可能性があります。
もちろん意見を発している相手も、聞き手がフラットに受け止めてくれなければ、それ以上の自己開示はやめてしまい、そこで良好な関係性の構築は止まってしまいます。
相手の年齢が上であろうと下であろうと、職業や肩書が何であろうと、収入が多かろうと低かろうと気にしない。
目の前の人の真意を汲み取ろうと向き合うことが、関係性のスタート。
とはいえ、実践するのが難しい…
仕事の場で、明らかにうわべでしゃべっていそうな取引先の方、職場でさぼっている姿をよく見かける方、その人たちからの言葉もフラットな気持ちで受け止めるというのはなかなか難しい。
過去の積み重ねがその人の肩書や経歴を作っていると考えれば、社会的地位が高い人を大多数の人が信用してしまうのは自然な気がします。
偉人たちは、いわば大多数とは違う選択肢をし続けた超マイノリティ。
そう考えれば、フラットに人や物事を見て判断することがいかに難しいのかが分かりますね…。
すぐにはなかなか実践できないと思っていますが、いつか自分もそんな人になれるように意識していきたいと思います。