「ネガティブ思考な自分を変えたい」
「コツコツ努力を積み重ねられる自分になりたい」などなど、
きっと誰もが自分なりの理想の姿、性格、考え方があると思います。
私自身も20代前半で転職したばかりの頃、仕事のスキルも未熟、考え方も学生に毛が生えたような状態で、仕事で失敗しては毎度落ち込んでいました。
なんとか少しでも早く成長するために何ができるのか。
そう思った私は、当時、仕事ができる尊敬していた先輩がおり、あまり話したことはなかったのですがお昼に誘ってアドバイスを仰ぎました。
今の自分=長い時間を共に過ごす身の回りの5人の平均
先輩から、「こんな言葉を知っている?」と投げかけられました。
You are the average of the five people you spend the most time with.
あなたは、もっとも多くの時間をともに過ごす5人の平均になる。
ジム・ローン
アメリカの有名なコンサルタントであり起業家のジム・ローン氏の言葉です。
私はそれまで読書もさっぱりしない人間だったので、もちろん知りませんでした。
この名言を通して、先輩から言われたことは
考え方や仕事に対する姿勢、話し方、どのように仕事をするのか、時間をどう使うのか、ライフスタイル、年収に至るまで、今の自分というのは、多くの時間を過ごす5人の平均に近づく、ということ。
だからこそ、理想とする人や尊敬する人がいるなら、その人と過ごす時間を多くしたり、その人の本や動画にたくさん触れることが重要。
また、それと同じくらい自分が本当はあまり付き合いたくないのに付き合っている関係があるならば断ち切るなど、付き合わない人を決めることも重要なのだと教わりました。
誰と付き合うか、誰と付き合わないか意識する。
仕事で関わる人ほど、より多くの時間を過ごすことになりますよね。
自分にとって素敵だと思える考え方や仕事への向き合い方をしている人たちに囲まれて仕事ができれば、それに越したことはないなぁと思います。
実体験として断言できますが、決して有名な会社に所属しているからといって、理想の環境とは限りません。
自分にとっての価値観を理解し、その価値観にあった人たちはどのような環境にいるのかを調べ、飛び込むことが、なりたい自分に近づく最短ルートなのかもしれません。
転職先を考えるポイントの1つとして、そういう軸があっても面白いかもしれませんね。