Web制作会社でWebディレクターとして働いているaoと申します。
他業種と比較して場所にとらわれない印象があるWeb業界ですが、実際のところどのような働き方をしているのかご紹介していきたいと思います。
勤務形態、オフィス環境、働き方
勤務形態
裁量労働制のため、成果が出ていれば勤務時間は基本的に制約がありません。
早い時間に打ち合わせがあれば、その分早めに業務を切り上げることもありますし、緊急の対応で夜間までやり取りが多くなった場合に翌日はお昼くらいから仕事を開始することもあります。
仕事に慣れるまでは労働時間が長くなってしてしまうことが多かったのですが、2~3年経過したころから仕事に慣れて業務スピードが上がってきたため、既定の労働時間を少し超えるくらいでコントロールできるようになりました。
ただし、労働時間についてはプロジェクトの状況や会社の体質によっても異なるため一概には言えない部分が多そうですね…。少なくとも現在所属している会社は比較的ホワイトな働き方ができていると思います。
オフィス環境
フリーアドレスを採用しており、空いているデスクを利用して業務を行っています。
プロジェクトごとにやり取りが多いメンバーや、同じチームのメンバー等と固まることが多くなっています。荷物を置いておくことができないため、若干面倒な気もしますが、常にオフィスがきれいに保たれますし、メリットの方が多いような気がします。
また、食事や休憩、打ち合わせができるフロアがあるため、カフェのような感じで仕事がしたい人などはそこで業務をしています。
働き方
一週間のうち1~2回出社し、その他は在宅勤務をしています。
コロナウイルスが流行する前までは基本的に出社していましたが、緊急事態宣言から全社的に在宅勤務に切り替わり、解除後も引き続き在宅勤務を継続しています。
在宅勤務をして感じたこと
在宅勤務をすることが多くなり、良かったことや改善したほうが良い点など感じたことがありますのでご紹介します。
良かったこと
- ストレスが軽減される(移動、身支度、コミュニケーション)
- 出費が減る(昼食、間食、飲み物)
- 時間の有効活用(趣味、家事、仕事、睡眠)
在宅勤務の割合が増えたことで、多くのメリットを実感しました。
特に、通勤に2時間使っていた時間を他のことへ割り当てられることが最大のメリットでした。これまで時間ができたらやろうと後回しにしていたこと(このブログもその一つですが…)を少しずつ実行することができるようになりました。
また、自炊が増えたことで金銭的な余裕が生まれただけでなく食生活も健康的になりました。
改善したほうが良い点
- 運動不足になる
- 身なりの気遣いが甘くなる
- 仕事のON/OFFがしづらい
私にとって在宅勤務の最大のデメリットは、色々なスイッチが入らないことでした。
在宅勤務開始当初はスエットのまま仕事をしていましたが、あまりにも気が引き締まらないため作業効率も低下した印象があり、最低限着替えるようにしてからは仕事のON/OFFをつけられるようになりました。
運動不足対策としてヨガを一時期実施していましたが、個人的には運動している感がもう少し欲しかったことと、ずっと家の中にいると息が詰まることもあり外を散歩するよう切り替えました。
散歩は私の性に合っていたようで定着することができました。
まとめ
同じ業界の方々とお話しすることも有りますが、似たような働き方をされている人が多い印象です。
会社によってはコロナウイルスの流行をきっかけに完全に在宅勤務に切り替えたところもあるようで、皆さん新しい働き方を模索している最中かと思います。
少し蛇足になりますが、私は元々工場に勤務しており、その当時は現在のような働き方になるなんて思いもしませんでした。
もちろん、自分自身がこのような働き方が将来的にしたいと考えて転職したのですが、会社員として勤めながら在宅勤務が容認されるような世の中になるとは予想外でした。
現在ご覧いただいている方の中には、昔の私と同じ働き方をされている方もいるかもしれません。
もし働き方を変えてみたい、と感じられている方にとって何かのきっかけになれば幸いです。